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お知らせ・活動報告
2023年9月20日
お知らせ
医療的ケア児者とその家族の交流会
2023年9月2日(土)13:00〜16:00まで、「医療的ケア児者とその家族の交流会」が、障害者福祉センターおぴったにて開催されました。
本交流会は、在宅で医療的ケアを必要としているお子さんや、不安や困りごとを抱えているご家族の皆様に対して、利用している支援や育児のヒントなどを共有し、少しでもその不安を取り除くことを目的として開催されております。
今年で3回目の開催となり、8家族23人が参加され、在宅で医療的ケアが必要なお子さんとその家族についての実態調査の結果や課題の共有のほか、病院や行政関係者とご家族同士を交えたグループディスカッションを通じた交流や情報共有などが行われました。対面での開催は2019年以来3年ぶりの開催となります。
交流会の様子
医療的ケア児とは、医学の進歩を背景として、NICU (新生児特定集中治療室) 等に長期入院した後、在宅にて引き続き人工呼吸器や胃ろう等を使用し、たんの吸引や経管栄養などの医療的ケアが日常的に必要な児童のことであり、日本では全国で約2万人の医療的ケア児 (在宅) がおり、まだまだ認知度が低いのが現状です。
旭川市内で医療的ケア児を抱えている世帯は約120世帯であり、旭川西ロータリークラブとしても、あまり認知されていない現状を少しでも改善することを目標に、社会や旭川市民に対して認知度向上をするべく共催させていただいております。
また、ご家族同士が情報交換をしている時間を利用し、医療的ケア児者またはその兄弟のお子さんと、旭川西高インターアクト部に所属している生徒をはじめ、療育園、新旭川保育所の保育士、障害者支援施設「花色」のスタッフら約15名と協力しながら、ラウンドワンにてボーリングを行い、楽しい時間と交流を深めました。
医療的ケア児との交流
医療的ケア児とそのご家族が抱える問題の解決は、社会的資源に関する要素が大きいため、早期の解決は難しく、今後も医療的ケア児に係る情報の共有や協議を重ねる場を設けて行きたいとの認識があり、当クラブとしても今後もサポートを続けて行きます。
主催: 旭川市自立支援協議会こども部会/医療的ケア児にかかる協議の場/旭川医科大学病院 (小児等在宅医療連携拠点事業)
共催: 北海道療育園/旭川厚生病院小児科/旭川西ロータリークラブ
後援 : 旭川地区重症心身障害児(者)を守る会