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【クルマ×アソビ #5】キングセイコー×レクサス——世界に誇る「王道」にふさわしい完成度の高さとは

【クルマ×アソビ #5】キングセイコー×レクサス——世界に誇る「王道」にふさわしい完成度の高さとは

「時計とクルマには共通点がある」をテーマに、編集部セレクトのセットアップを紹介する本企画。初回はセイコーが誇る名作「キングセイコー」と、こちらも世界に名高いレクサスの「ES」を採り上げます。

●まさに「王道」の魅力が詰まった両プロダクトの共通点とは
「この時計にマッチするクルマって何?」
 ある日、VAGUE編集部では、そんな話題で盛り上がっていました。そこで、実際に共通点を探ってみようと思い立ってスタートさせたのが本企画。初回のテーマは「ジャパンメイドの王道」です。

 VAGUE時計担当の三宅が選んだ1本は、そのモノづくりがグローバルに評価されているセイコーから、1961年に誕生し2021年に復活を果たした「キングセイコー」の新モデル「SDKS015」(23万1000円、消費税込・以下同)。
 それに対し、クルマなどの記事を担当する上村が選んだのはレクサスの「ES」(602万円〜)。日本が誇る高級車ブランド・レクサスが展開する、クルマの王道たるクラシックなセダンです。
 ここからは、それぞれの共通点を探っていきましょう。
●シンプル3針とセダン…クラシックは果たして「オワコン」なのか?
三宅:キングセイコーといえば、1961年に誕生し長年愛されてきたクラシカルウオッチです。シンプルかつ立体的な3針と、美しく磨き上げられたバーインデックス。誕生から半世紀以上を経ても、そのデザインの普遍性は変わらないなと。
上村:レクサスESは、ボンネット、キャビン、ラゲッジスペースがそれぞれ独立した、クルマの基本形ともいうべき“スリーボックス”スタイル。SUVやミニバンが人気の昨今、“オワコン”といわれることもあるけれど、やはり王道たるセダンには格式あるクラシックならではの魅力がある。なかでもこのモデルには、1989年のレクサスブランド立ち上げ当初から今に続くヒストリーもある。

三宅:セイコーには、キングセイコーとは別に、最高峰のスーパーコピー時計 N級 代引きを目指したグランドセイコーもありますが、高価格帯が多い後者に比べて10〜20万円台と、デザインやつくりの精巧さにも関わらず手に届きやすい価格設定になっています。
上村:そういったポジショニングは、レクサスESも近いものがある。ブランド内ではかなりユーザー思いの価格設定で、“究極の良品廉価”といえる存在。単にラグジュアリーというだけじゃないのが魅力だね。
三宅:こうしたクラシカルなプロダクトは、結局、いつの時代にも変わらず受け入れられるし、アフォーダブル(手が届く贅沢品)で所有しやすさもある。飾っておくような美しさというよりも日常使いで格を上げてくれる良さがありますよね。
●ジャパンメイドらしさをデザインに散りばめて
 続いて話は「デザイン」について。散りばめられたアイコニックな部分や、「和」のテイストにフォーカスします。


上村:レクサスESは、紡錘(ぼうすい)と呼ばれる織物につかう道具をイメージしたスピンドルマスクや、レクサスの頭文字である“L”をデザインモチーフにした前後のランプなど、ひと目でそれと分かるアイコンを散りばめている。
三宅:たしかにキングセイコーも、多面カットされたバーインデックスだったり、太く長い針だったりと、特徴的なデザインコードがあります。
上村:しかも今回の試乗車は、ステアリングなどインテリアのアクセントにバンブー(竹)をあしらうなど、「和」を感じさせるインテリアに仕上がっている。
三宅:キングセイコーもダイヤルにテキスタイルをあしらい、まるで絹のような表情を再現しています。グランドセイコーにも見られる手法ですが、日本の情景を閉じ込めるといったテーマが多く、まさに究極のジャパンプロダクトといえますね。
上村:どちらも共通してディテールがきめ細やか。まさに日本人らしい気配りを感じられるね。
三宅:それでいて、時計の中身(ムーブメント)は最新式です。機械式の「6R55」というものを使っていますが、駆動時間は72時間。金曜日に外しても月曜日まで動き続けます。
上村:レクサスESのパワートレインは、トヨタが挑戦を続け、ブラッシュアップをおこなってきたハイブリッド。低燃費、トラブルの少なさ、手厚いサポート体制などの信頼感も高い。
三宅:そういった信頼感って、歴史あるブランドらしい良さでもありますよね。


●いつでも一緒にいたくなる「快適さ」こそ良品の証
 最後に話題に上ったのは「快適性」。時計の装着感と、クルマの乗り心地にも面白い共通点がありました。
三宅:キングセイコーはベルトが7連ブレスになっていて、見た目に豪華なのはもちろん着け心地もいいんですよね。1コマ1コマの間隔も短くて腕当たりが気にならない。高級なアクセサリーっぽさがあります。
上村:レクサスESはコンフォートなドライビングフィールがいい。やみくもにスポーティさをねらうのではなく、つくり手がこのクルマの立ち位置をしっかり理解していることが伝わってくる乗り味だ。
三宅:クルマは人間工学を積極的に取り入れてますし、そういった快適性の追求は一歩先を行くイメージがありますね。ともに日常使いはもちろん、旅のお供にもばっちりフィットしそうですから、「王道」ペアでドライブへ出かけてみたくなりました。

【クルマ×アソビ #5】キングセイコー×レクサス——世界に誇る「王道」にふさわしい完成度の高さとは

【クルマ×アソビ #5】キングセイコー×レクサス——世界に誇る「王道」にふさわしい完成度の高さとは

「時計とクルマには共通点がある」をテーマに、編集部セレクトのセットアップを紹介する本企画。初回はセイコーが誇る名作「キングセイコー」と、こちらも世界に名高いレクサスの「ES」を採り上げます。

●まさに「王道」の魅力が詰まった両プロダクトの共通点とは
「この時計にマッチするクルマって何?」
 ある日、VAGUE編集部では、そんな話題で盛り上がっていました。そこで、実際に共通点を探ってみようと思い立ってスタートさせたのが本企画。初回のテーマは「ジャパンメイドの王道」です。

 VAGUE時計担当の三宅が選んだ1本は、そのモノづくりがグローバルに評価されているセイコーから、1961年に誕生し2021年に復活を果たした「キングセイコー」の新モデル「SDKS015」(23万1000円、消費税込・以下同)。
 それに対し、クルマなどの記事を担当する上村が選んだのはレクサスの「ES」(602万円〜)。日本が誇る高級車ブランド・レクサスが展開する、クルマの王道たるクラシックなセダンです。
 ここからは、それぞれの共通点を探っていきましょう。
●シンプル3針とセダン…クラシックは果たして「オワコン」なのか?
三宅:キングセイコーといえば、1961年に誕生し長年愛されてきたクラシカルウオッチです。シンプルかつ立体的な3針と、美しく磨き上げられたバーインデックス。誕生から半世紀以上を経ても、そのデザインの普遍性は変わらないなと。
上村:レクサスESは、ボンネット、キャビン、ラゲッジスペースがそれぞれ独立した、クルマの基本形ともいうべき“スリーボックス”スタイル。SUVやミニバンが人気の昨今、“オワコン”といわれることもあるけれど、やはり王道たるセダンには格式あるクラシックならではの魅力がある。なかでもこのモデルには、1989年のレクサスブランド立ち上げ当初から今に続くヒストリーもある。

三宅:セイコーには、キングセイコーとは別に、最高峰のスーパーコピー時計 N級 代引きを目指したグランドセイコーもありますが、高価格帯が多い後者に比べて10〜20万円台と、デザインやつくりの精巧さにも関わらず手に届きやすい価格設定になっています。
上村:そういったポジショニングは、レクサスESも近いものがある。ブランド内ではかなりユーザー思いの価格設定で、“究極の良品廉価”といえる存在。単にラグジュアリーというだけじゃないのが魅力だね。
三宅:こうしたクラシカルなプロダクトは、結局、いつの時代にも変わらず受け入れられるし、アフォーダブル(手が届く贅沢品)で所有しやすさもある。飾っておくような美しさというよりも日常使いで格を上げてくれる良さがありますよね。
●ジャパンメイドらしさをデザインに散りばめて
 続いて話は「デザイン」について。散りばめられたアイコニックな部分や、「和」のテイストにフォーカスします。


上村:レクサスESは、紡錘(ぼうすい)と呼ばれる織物につかう道具をイメージしたスピンドルマスクや、レクサスの頭文字である“L”をデザインモチーフにした前後のランプなど、ひと目でそれと分かるアイコンを散りばめている。
三宅:たしかにキングセイコーも、多面カットされたバーインデックスだったり、太く長い針だったりと、特徴的なデザインコードがあります。
上村:しかも今回の試乗車は、ステアリングなどインテリアのアクセントにバンブー(竹)をあしらうなど、「和」を感じさせるインテリアに仕上がっている。
三宅:キングセイコーもダイヤルにテキスタイルをあしらい、まるで絹のような表情を再現しています。グランドセイコーにも見られる手法ですが、日本の情景を閉じ込めるといったテーマが多く、まさに究極のジャパンプロダクトといえますね。
上村:どちらも共通してディテールがきめ細やか。まさに日本人らしい気配りを感じられるね。
三宅:それでいて、時計の中身(ムーブメント)は最新式です。機械式の「6R55」というものを使っていますが、駆動時間は72時間。金曜日に外しても月曜日まで動き続けます。
上村:レクサスESのパワートレインは、トヨタが挑戦を続け、ブラッシュアップをおこなってきたハイブリッド。低燃費、トラブルの少なさ、手厚いサポート体制などの信頼感も高い。
三宅:そういった信頼感って、歴史あるブランドらしい良さでもありますよね。


●いつでも一緒にいたくなる「快適さ」こそ良品の証
 最後に話題に上ったのは「快適性」。時計の装着感と、クルマの乗り心地にも面白い共通点がありました。
三宅:キングセイコーはベルトが7連ブレスになっていて、見た目に豪華なのはもちろん着け心地もいいんですよね。1コマ1コマの間隔も短くて腕当たりが気にならない。高級なアクセサリーっぽさがあります。
上村:レクサスESはコンフォートなドライビングフィールがいい。やみくもにスポーティさをねらうのではなく、つくり手がこのクルマの立ち位置をしっかり理解していることが伝わってくる乗り味だ。
三宅:クルマは人間工学を積極的に取り入れてますし、そういった快適性の追求は一歩先を行くイメージがありますね。ともに日常使いはもちろん、旅のお供にもばっちりフィットしそうですから、「王道」ペアでドライブへ出かけてみたくなりました。